整体よもやま話

甘いお菓子と冷え性

今回は糖と冷え性の関係について。キーワードは「グローミュー」。

グローミューって?という方も多いでしょう。
血液は動脈から毛細血管に入って、静脈へ流れていきます。

グローミュー

例えば、手がかじかむと指先の毛細血管が縮んで、血液が流れなくなります。
これは、血液が冷やされて体温が低下しないようにするための体の働きです。
でも、このままだと血液が動脈から静脈へ流れていきません。
そんなときの為に、毛細血管の少し手前に、動脈から静脈へ血液をバイパスする経路があるのです。
これをグローミュー(動静脈吻合枝どうじょうみゃくふんごうし)といいます。
ちなみにグローミューはフランス語らしいです。

毛細血管が縮むと、グローミューが開いて血液をバイパスし、その結果、血液がうまく流れてくれるわけです。
グローミューは体中の毛細血管のいたるところにあって、これがしっかり発達している人は、血液の流れがスムーズなので、冷え症やしもやけにもなりません。

ところがこのグローミュー。うまく働かなくなったり、無くなってしまう場合があります。
・アルコールの過剰摂取で硬化。
・糖分の過剰摂取で消失。
・老化で衰退(40歳ぐらいから)
ほかにもストレスなど原因はいろいろあるのですが、特に糖分に弱い。常に甘いものばかり食べていると、グローミューが無くなってしまう。
行き場を失った血液は毛細血管を破裂させてしまう。
血圧も上がってしまいますね。血管の破裂がもし脳でおきたら脳出血。
冬場にお年寄りがトイレで突然倒れてしまうことがありますね。
暖かい部屋から急に寒いトイレに入ったため、体表の毛細血管が一気に収縮。
グローミューが開いてくれればいいのですが、正常に機能しないと、血液が循環低下。
血圧が上がって血管破裂となるわけです。

普段から甘いお菓子をたくさん食べている人。
お酒をたくさん飲む人。
そんな人で手足が冷えやすい、しもやけがすぐできる人。
もしかすると、あなたのグローミューはしっかり機能できていないのかもしれません。
少し甘いものをひかえたり、お酒の量を減らしてみてください。
きっと良い変化があらわれますよ。

(2010年掲載)2021.09更正