ストレスを感じると頭が痛くなり、ひどくなるとめまいや吐き気も感じることがある、と言う方。
仕事上でのストレス、家庭内でのストレス諸々。
頭痛の発動は、これらメンタル面からくる過剰ストレスのようだ。
そんな症状が10年近く続いているのだから辛いだろう。
今では月に一度ぐらいの頻度だったのが、ここ1年は月に4回ぐらい、つまり毎週必ず頭痛が出るといった具合に悪化してきた。
悪化の原因は本人には思いつかないらしい。
一度頭痛が出ると治るまでに2~3日かかる。
こうなるとさすがに仕事に影響が出る。
処方された頭痛薬を飲んでもあまり効果はない。
ちなみに病院での検査は異常無し。
筋緊張性の頭痛だといわれ、肩首の凝りをためないようにと言われている。
しかし本人には凝ってる感覚が全くないそうだ。
さて、だいぶ年数が経っており、すでに病院での精密検査は済みなので問題ないのだが、
もし最近急に始まった症状で病院での検査を受けていない場合は、念のため検査を勧める。
重篤な疾患が潜んでいる場合もあるので。
まずは首の可動域と動作時の痛みや違和感のテストをする。
可動域はおおむね正常だ。
首動作時の痛みや違和感は自覚なし。
首肩の凝りをしらべても、本人の自覚通りほぼ無いようだ。
頭全体が「ズーン」と締め付けられるよう痛みなので、
頭部(側頭部や後頭部、頭頂部)を含めて頸椎~上部胸椎、上部肋骨、肩甲骨と周辺を観た。
頭痛として感じる痛みも、少し離れた場所からの放散痛(関連痛)という場合もある。
調べる中で一番緊張度の高い部位が頸椎1番。
頭痛だけでなくめまいや吐き気、耳鳴りの症状にも関係が深いポイントだ。
施術は仰向けで後頭部を両手で包み、その中の頸椎一番に焦点を当てる。
頸椎一番の周辺を観ていく。
当てた手のひらを「浮き」の状態にすると、手で包まれた首の緊張のみ判別できるようになる。
その場所は頸椎の前側。つまり、のど側に緊張の塊が見られた。
頸椎の後ろには全く緊張は出ていない。
頸椎の後ろ側に緊張が出ている場合は首残りや肩の凝りを訴える人が多いが、前側は少し違っており、全く凝り感を感じない人(実際に首の後ろは凝っていない)と、やたら強いコリを首の後ろに感じる人、という感じでざっくり2パターンに分けられる。
本件は前者だ。
ポイントが見つかったらあとはゆるみが出るまで頚椎1番に浮きを掛け続ける。
完璧を目指して一度に緩めすぎると良くない。
1回の施術で数割緩めばそれで経過を見るほうが、本人の回復力とのバランスがよく働く。
その場での変化の確認が出来ないので、経過を見ながら施術を何度か繰り返す。
すると次第に頭痛の程度が弱くなり、発生頻度も下がってきた。
施術ポイントと症状の関係性が見えてきたので、そのまま施術を繰り返すと、発生頻度は月一程度、それも数時間もすれば治る程度まで改善してきた。
また頭痛薬が効くようにもなってきたそうで、仕事への支障は無くなった。
このレベルで安定していれば日常生活にさほど問題は無いだろう。
#頭痛 #整体
広島市安佐南区長束 整体の安穏亭
「2025.11.25」