広島市安佐南区長束 整体の安穏亭

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発作的な胸の痛みは肋骨の緊張からだった

 症状は胸の痛み。
片方の胸に引きつるような痛みが広がり、発作のような出方をする。
ホームページのデザインや画像処理の仕事のためパソコン作業が1日中続く。
連続作業時間が長くなったり、集中する時間が長くなると、発作のように症状が現れ、胸が急に引きつり始める。
苦しいので作業を止めて休憩すると、30分ぐらいで次第に治ってくる。
もう7年この症状が続いていて、整形、内科での検査では異常は見つかっていない。
筋肉を緩める薬と痛み止めをもらっているが、あまり効果はない。
鍼灸、他の整体(もみほぐし、カイロ)にも通ったが症状は変わらなかった。
これ以上発生頻度が増えると、今の仕事が続けられなくなりそうなので何とかしたい。

この症状がどんな経緯だ始まったのか。
7年も前なのではっきりとは覚えていないそうなのですが、最初は背中が凝ったような痛みだった気がするそうです。
ものすごく仕事が忙しかった時期で、そのころから始まったような記憶で、背中の凝り感を感じなくなったら次第に胸の痛みへと変わっていったように思うそうです。
胸に押して痛むような場所はどこにも無い。
胸の痛みがどこか別の場所からの関連痛(放散痛)なのかと最初は思いました。
首の動作、肩の動作、姿勢の変化など一通り調べましたが、症状の再現や気配は見られません。
予測を立てるのはやめて、首~背中~肩甲骨~肩周辺の緊張の検索をくまなく行うと、いくつかの緊張の塊(ロック)が見つかりましたが、その中でも最も強く緊張しているのが、肋骨2番と3番。
肩甲骨の裏側、ちょうど肩甲骨の上端で隠れている部分。
筋肉名で言うと肋間筋と上後鋸筋でしょうか。
頚椎と胸椎にはゆがみがほとんど出ていないので、肋間筋(外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋)の影響のほうが強いのかもしれません。
緩める方法は、仰向けと側臥位で行いました。
仰向けで緊張部分に背中側から手のひらを当て、正確に緊張部を捉えます。
捉えたらそれ以上反発する力を加えずに、緊張したポイントが力を出せない浮かんだ状態になるよう支えます。
かなり緊張が強く慢性化も長いため、一か所緩めるだけで30分以上かかりましたが、それでも何とか50パーセントゆるむ程度まで持っていけました。
側臥位でも鎖骨側と肩甲骨側から緊張部を挟むようにホールドし、同様に緊張を消していきます。
これを何度か繰り返すと、次第にゆるむ速度も速くなり、緊張が消失すると症状も消失していきました。
症状が収まった後も、再発の可能性もあるのでしばらくはメンテナンスで月に一回来てもらいましたが、3か月再発もなかったので寛解としました。

「2025.11.20」

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