少し変わった顔の症状です。
顔の半分が痺れているとご相談を受けました。
痺れという表現も人それぞれ意味が違います。
マヒ?痛み?
実際はどちらでもありませんでした。
・痛みは無い
・感覚は正常にある
・固くこわばるような感じ
・しゃべる食べるのように口が動いているときは気にならないことが多い。
・PC仕事やじっとしていると、だんだんとこわばり感がひどくなる。
・範囲は、目の側面から頬~あご周辺全体。
・20年以上の症状で5年前から悪化
・もみほぐすと、すごくだるくなる
病院では異常なしで、心の問題ではと言われたそうで。
他の整体や顔のマッサージにしばらく通い、もみほぐしてもらったが、頬がだるくなり治る気配はなかったそうだ。
頬やあご周辺を観てみると、確かにかなり固い感じを受ける。
あごの動きには問題ない様子。
ほかにも首の動きや頭の動き、目の動きそういたものには何も問題は出ていない。
観た感じ、広範囲にそれも均一に硬さが広がっている。
側頭部もカチカチなのだ。
癒着か?とも思ったがなんだか感触が違うような気がする。
良く調べていくと、首の側面に沿ても固いエリアが広がている。
とはいっても関節の動きには悪影響がほとんど出ていない。
もしかして、顔首側面に分布しているリンパ節と重なるのでは?
触ってみると、固いエリアのリンパ節がコリコリと妙に触りやすい。
少し腫れているような感じ。
何かの感染症を普通なら疑うが、症状の経緯を考えればそれは除外しても良いだろう。
ならば、どこかの緊張によってリンパの流れに問題が起きて、こうも広範囲に均等な硬さが出ているのでは?
と推測して、施術を進めることにした。
まず一番緊張しているエリアを先行して緩めるのだが、
どこも同じぐらいの緊張レベル。
優劣をつけれないので、感でやるしかない。
結局、あごの関節のすぐ後ろや、頚椎一番の前面部や頚椎二番の椎体側面、頭蓋骨の底面部分など。
表面からかなり深く中に入った部分の緊張が最も影響していたようだ。
頭部を両手で挟んで、内部の緊張ポイントに焦点を当てる。
頚椎は直接つまんで緊張に焦点を当てる。
そうやって緊張ポイントを緩めていくと、次第に症状は軽快していきました。
施術で何度緩めても再発するを繰り返して、結局1年がかりの施術でした。
痛みはないし、動きに異常も出ていない。
本人さえ気にしないのであれば、そのままでも特段問題ない症状なのかも知れません。
しかし本人が気になってしょうがないわけなので、それは立派な症状で異常なわけです。
「2025.11.20」