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整体コラム

思い通りにならない自律神経と身体

自律神経。
それは「交感」と「副交感」神経で構成され、呼吸・内臓・血液・代謝・体温の維持などの生命維持に必要な機能を自動的(自律的)に調整しています。
それが乱れると自律神経失調症と言われます。
自律神経は意識でコントロール出来る神経ではないため、乱れると自分ではどうしていいかわからなくなります。
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人の身体を全体的に見てみましょう。
意のままにコントロールできないのは、自律神経に限ったことではありません。運動神経も全てを意識してコントロールで来ているわけではありません。
体の機能の大半は自動的に動いており、自分でコントロールできる部分はほんの一部だけです。
人が乗って操縦するアニメのロボットと同じです。
精密な体とそれを操縦している自分(パイロット)と考えてみてください。
主導権は自分にあるように思いますが、実際は体に対して大雑把な指示しか出していません。
大雑把な指示であっても、今までの経験の蓄積や生まれた時から持っているプログラムによって体はうまく動いてくれます。
しかし、指示ばかり出しているだけでは駄目です。
パイロットである自分は、体から発せられる警報にも正しく対処し、解決するための指示をしなければいけません。
疲れたら休む、眠くなったら眠る、お腹がすいたら食べる、喉が渇いたら飲む、といった基本的な事がらも体からの警報を解決するための指示です。
ところが、体からの警報を無視してしまうとどうなるでしょう?
現代の生活で多く見られるのは、
・休みたいのに休めない。
・眠くなっても眠らない。
・満腹なのにまだ食べる。
・空腹なのに食べない(無理なダイエット)。
・逃げ出したいのに逃げ出せない。
このように、ストレスがかかっているのにうまく解消できない状態がよく見られます。
体が元気なうちはそれにも耐えることが出来るでしょう。
しかし、あまりにも度を越すと、ついには体から警報が出ている事がわからなくなってしまいます。
自分の体のことがよくわからない状態です。
疲れを感じない、眠気を感じない、満腹感や空腹感を感じない、何がつらいのかわからない、などの状態です。
するとさらに無理が出来てしまう。しかし自律神経は疲弊しその働きを乱してしまい、その解決方法もわからないまま悪循環へハマっていきます。
体と心は一心同体で、常に良い関係を保っておくことが健康の秘訣です。
自分の体の声に耳を傾け、よく対話し、時には無理してがんばることも必要ですが、その分あとでしっかり休み、上手に体を使い、悪循環に陥らない道を選びながら生きていくことが一番だと思います。
(2016年7月更新)