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整体コラム

ストレス感じると胸の中が痛む

胸の痛み強いストレスを感じると、体には様々な変化が現れます。
肩凝りが現れたり、歯を強く食いしばったり、息苦しさを感じたり、汗がたらたら流れたり。
無意識に現れてしまう反応なので、なかなか自分でコントロールするのは難しいですね。
今回の方は、ストレスを感じると胸の中に引きつる様な痛みが出ます。

40代男性。
数年前から何か強いストレスを感じると、右胸に引きつるような痛みがおきます。
しかし普段はなんの症状もありません。
まず痛む場所や痛くなった経緯、思いつく原因などを聞きました。
痛みを感じるのは右の胸の中(体の中のほうに感じる)。
ストレスの元は基本的には仕事。
痛みは長いときは1時間ぐらい続き、しばらく横になっているとだんだん治まるそうです。
強いストレスを受けた際に、体に不快な症状が現れるのは通常の反応と言えます。
頭痛や、胸の締め付、腹痛、冷や汗、発熱、体温低下、ふるえ、嘔吐感などいわゆる自律神経系の反応で、誰しも少なからず経験があると思います。
ただこの人の場合は、何故か毎回同じ右胸の中のひきつり感となって現れています。
と言うことは、どこかに常に負荷がかかって弱くなっている部分がありそうです。

うつ伏せで背骨の脇を指でなぞっていくと、胸椎が軽く右へ凸のカーブを描いています。
胸椎3、6番の右横には圧痛もあります。
腰椎は左へ凸のカーブを描いています。
仰向けで首を見ると、頚椎の5、6番右横に圧痛があり、首がその方向にスムーズに曲がりません。
右へ曲げた時の首のカーブが、一部直線的になっています。
今度は正座でさっきの胸椎3番と6番を見ます。
左右へ体を倒してもらうと、左へ倒したときは背骨全体のカーブは滑らかですが、右へ倒したときは胸椎3~6の間が直線的になっています。
頚椎5、6番の右側と、胸椎3、6番の右側に直さなければいけない問題があるようです。
右側臥位で、胸椎3番の棘突起に軽く指を置きます。
抵抗のある方向を探して棘突起を各方向に動かし、最も抵抗の大きい方向がどの方向かを探します。
それがわかったら一番抵抗の大きい方向で指を固定し、それ以上抵抗が増さない方向へ向きを変えていきます。
他の胸椎や頸椎も同様にします。
うまくいくと押さえている部分の感触がだんだんと変わり、なんとなく弾力性が出てきたら終了です。
常に現れている症状ではないのでその場での確認が出来ません。
そこで一ヶ月ほど様子を見てもらいましたが、再発なく調子は良いようです。

ストレスが原因で体の特定の部位に過剰な力が働き、それが普段は症状に現れないレベルでも、大きなストレスがかかった時には耐えきれなくなり、引きつりや痛みを出していたのでしょう。
再発させないためにも、ストレスをためない事と発散する方法を考えないといけないと思います。
(2018年7月加筆修正)