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整体コラム

肺塞栓症(はいそくせんしょう)

 肺塞栓症とは、血液のかたまりが、肺動脈をふさいでしまう症状です。 広範囲の肺動脈をふさぎ、十分な酸素が供給できず、また心臓に過剰な負担がかかることによって、突然死に至ることもあります。


血栓ができやすい条件は、
・加齢
・血液凝固性疾患
・癌
・心臓発作
・心不全
・不整脈(心房細動)
・外科的な大手術
・肥満
・麻痺
・骨盤、股関節、脚の骨折
・過去の血栓の形成歴
・長期間の安静や動かない状態(車や飛行機による長時間の移動中に座ったままでいるなどのエコノミークラス症候群
・脳卒中
・特に35歳以上の喫煙者による経口避妊薬の使用
などがあるそうです。


入院患者での肺塞栓症の発症率は約1%。病理解剖を行い、死亡原因が肺塞栓症と判明する確率は約5%だそうです。


発症は、トイレ歩行、リハビリ、体位変換などを切っ掛けに、下肢にあった大きな血栓が流れて肺梗塞になると、突然呼吸困難になったり突然死をおこすこともあります。そこで大事なのは、血栓をつくらない為の予防方法です。


最も効果がある予防法は「早期離床」と「歩くこと」だそうです。そのほかにも、


・水分補給
・禁煙
・下肢の体操
・弾性ストッキングの使用
・間歇(かんけつ)的空気圧迫法で下肢を圧迫する方法
などがあるようで。


私の妻も、以前手術(全身麻酔)したときは、弾性ストッキングと空気圧迫法をやってました。それと、翌日には早々に歩かされていました。妻の手術自体はそんなに難しいものではなかったのですが、その時手術をするべきかどうか考えたときには、手術自体の危険性もさることながら、こういった術後に起こるリスク(確率は低いですが)も考慮に入れて検討しました。


症状の有無にかかわらず、脊椎の手術では16%に、人工股関節では27%、人工膝関節では50%、大腿骨頚部骨折術後では44%に血栓が認められているそうです(兵庫県、宝塚第一病院の藤田悟氏の報告)。


手術をするときにはこんなリスクもあるのです。参考サイト:メルクマニュアル家庭版
(2016年6月更新)