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整体コラム

リウマチによる拘縮

リウマチ自己免疫疾患一つで、骨や関節、筋肉など、体を支え動かす運動器官が全身的な炎症を伴って侵される病気を総称して「リウマチ性疾患」と言います。
このうち、関節に炎症がおこり、痛みや腫れ、進行すると骨が破壊され、やがて機能障害を起こす病気が「関節リウマチ」です。
関節の破壊がひどくなると、人工関節に置き換える手術も行われます。

60代の女性です。
20年前にリュウマチと診断され薬物治療中。
両膝関節はすでに人工関節に交換しており、人工関節の構造上90度以上曲げることは出来ません。
両肩、手指、手首にも拘縮が出てきています。
肩関節は腕を水平以上上げることが出来ません。
私にはリウマチを治すことは出来ません。
施術は、緊張が高くなっている筋肉の弛緩操作です。
いたるところが緊張してこわばっています。
原因はリウマチですから、無理をしては炎症がひどくなったり、痛みが強く出ます。
慎重に反応を見ながら、拘縮が少ない部分から施術を行っていきました。
月に一度と十分とは言えない施術ペースでしたが、少しでも痛みが減り生活の質(QOL)が向上すればと言う思いで施術を行いました。
当初、ステロイドなどの強い薬を大量に飲まなければならず、その副作用にも悩まされていたのですが、次第に量も減り症状も安定してきました。
朝ウォーキングをして体調管理もうまくできているようです。
簡単な運動として、まだ十分動かせる肩甲骨の動かし方のコツを指導し、普段も行ってもらいました。
すごく気持ちが良い!と喜んでいただけました。
このような症状では、施術を受けるだけでは足りず、セルフケアにどれだけ真剣に向き合えるかが重要なポイントです。
指導するセルフケアは、体の動かし方の基本であり、且つ最も重要な要素です。
その感覚が理解できれば、全ての動きに応用でき、全ての動きが変わります。
(2016年7月更新)