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整体コラム

ストレッチ(柔軟体操)のススメ

ストレッチ体が硬い人が柔らかくなろうと思ってストレッチを頑張っても、なかなか思うように柔らかくなっていかない事も多いと思います。そんな人に向けてのストレッチのちょっとしたコツを話したいと思います。

ストレッチのやり方には大きく分けて二つのパターンがあります。
一つを自動的ストレッチ。
もう一つを他動的ストレッチと呼びたいと思います。
どちらの方法もコツは同じなのですが、わかりやすいように分けて話します。

二つの違いがわかりやすいのは手首を曲げるストレッチです。
自動的ストレッチで手首を曲げる場合は、手首をただ普通に曲げていきます。
自らの力で動かすので自動的です。
他動的ストレッチで手首を曲げる場合は、曲げたい手首を反対の手を使って曲げていきます。
他の力で動かすので他動的です。
ではそのコツですが、
「動きのほんの少し先をイメージして動かす」です。
この動きは特別な事ではなく、普段の動作で何気にやっている自然な動きなのですが、ストレッチで硬い筋を伸ばそうとすると、筋の抵抗力に影響されて最も抵抗が強くなる動かし方をしてしまいがちです。
この動きを何度も繰り返してしまうと、硬い筋と綱引きを繰り返すことになり、逆に筋が硬くなってしまうこともあるので注意してください。

では、手首のストレッチを具体的に説明すると、
自動的に手首を曲げる場合は、手首を曲げていき、曲がり難くなってきたあたりから、今の手の位置よりも少し先に手があると思って、そのイメージの手を曲げていくようにします。
他動的に手首を曲げる場合も同じで、曲げにくくなって来たら、もう少し先の曲がっている手をイメージして、それを曲げていくように動かします。
このように少し先をイメージし動かすことで、手首を曲げる動きに体全体が協力する正しいスムーズな動きが導き出され、抵抗していた筋の緊張は次第にゆるみ、柔軟性がアップしてきます。
ストレッチ床の上で開脚して前屈するストレッチの場合では、筋が突っ張って体が倒れにくくなってきたあたりから、少しだけ体が倒れた先の姿をイメージして、そのイメージの体を倒していくようにします。この少し先をイメージをするだけで、イメージしないよりも少し体が倒せるようになるのを感じると思います。

ストレッチと言うと、硬くなった筋を一生懸命伸ばして柔らかくすると言う先入観が強いかと思います。
そのせいで、硬い筋がしっかり伸びる感覚を求めてしまい、筋と綱引きをするようなストレッチをしがちです。
ストレッチの本当の目的は、筋の緊張をいかに緩めるかと言う事です。
それには、無理やり伸ばすのではなく、筋が緊張しなくても済む正しい動きを体に覚えこませることが重要になります。

正しい動きで獲得した柔軟性は、ストレッチを少しさぼったぐらいでは元に戻ったりはしません。
逆に無理なストレッチで獲得した柔軟性は、その維持のために毎日のようにストレッチを続けなければいけなくなります。
どうせやるなら、楽なほうのストレッチをやってみてください。
2017.10.04