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整体コラム

膝の痛みが足の親指で解消

この記事は、以前、井穴刺絡(せいけつしらく)の利用について研究していた時のものです。
井穴刺絡とは
「井穴刺絡療法・井穴刺絡学は、横浜の医師、浅見鉄男先生が東洋医学や良導絡の約40年の臨床研究から成させた治療法。
指先のツボ・井穴に針を刺し、30滴程の出血をさせることにより自律神経や体性神経の治療をすることが出来ます。
自律神経の治療では、癌、胃炎や肝炎等の炎症、風邪、心臓疾患、腎臓・膀胱疾患、高血圧、眼精疲労等の交感神経の治療。
喘息、アトピー、帯状疱疹、偏頭痛、リュウマチ、花粉症、じんましん、元気が出ない等の副交感神経の治療ができます。
腰痛、肩こり、肘・膝の痛み、眼の疾患、口・歯茎の疾患、頭痛五十肩等の体性神経の治療にも威力を発揮します。」
     (井穴刺絡研究会より抜粋
 
つまり、井穴という爪の生え際にあるツボに出血刺激を与えて、自律神経や体性神経を調整する方法です。
70代のおばあちゃんで、二週間に一度ぐらいいらしてくれているのですが、右の膝の内側に痛みがあり正座が出来ません。
元々膝はあまり調子が良くなかったのですが、二ヶ月ほど前に犬の散歩で膝をひねってしまい(それも二週間に二度も)それから痛みが強くなってます。
整形外科では軟骨の損傷と言われているようで、最初のころは痛み止めの注射をしてもらっていたようです。
膝関節の遊び改善、ゆがみの修正、皿の動きの回復、関連する筋肉の硬縮解除など続けて来たのですが、2ヶ月経った今もだいぶましにはなったものの、まだ内側の痛みが消えません。
膝の状態はもうそんなに悪くないように思うので、痛みの解除が神経系でうまく行われていないのかもしれません。
そこで、膝の痛みの出ているところを通っている経絡(脾経)の井穴である足の親指の内側の爪の生え際(H1)を利用してみました。
とは言っても私は針を刺したり出血させたりは出来ないので、井穴を指で押しながら膝を動かしてもらいました。
すると、さっきまでの痛みが無くなり、しっかり曲げることが出来るようになりました。
しばらく親指の刺激を続け、親指を放した状態で再度膝の曲げ伸ばしをしてもらいましたが、痛みはほとんど無いようです。
ご本人には毎日自分で親指を刺激するようお願いし、今回の施術を終了しました。
一度記憶された痛みはなかなか頑固で、何かのきっかけでぶり返す事もありますが、毎日刺激することで正常化を促すことが出来ると思います。
(2016年7月更新)