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整体コラム

寝起きの太もものシビレ

脚の突っ張り

 太ももの裏からひどいときには足首あたりまで痺れたようなツッパリ感が出るかたです。
症状に波があるようで、キツイときにはハリを打ってもらったようですが、変化はなく現在に至っています。
寝起きに症状が出ることが多く、日中の動作にはあまり影響はありません。
検査でも立位での前屈や側屈といった動作では何も出ません。
ただ、仰向けに寝て折り曲げた膝をシビレる側のモモ、お尻が伸びるように横に倒すと伸びにくいツッパリ感が出ました。
また、腹筋運動のように上半身を起こそうとすると、モモ・臀部にしびれ感が広がります。
シビレやツッパリ感を出す原因は様々ですが、多くの場合どこかに不自然に緊張を保ち続けている筋肉が隠れています。この緊張を緩め、自然な緊張状態に戻すことが出来れば、症状の改善・消失につながります。
今回の場合、検査ではモモだけではなく臀部にも症状があり、逆に腰部には何も感じないようだったので、モモは臀部からの放散痛と考え、まずは臀部中心の施術を行いました。
臀部には小殿筋や中殿筋、梨状筋といった悪くなりやすい筋群の緊張が見つかり、それを解除すると太もものしびれはいくらかましになったようです。
しかし、まだすっきりとは治りません。
そこで、最初は除外していた腰部を調べると、腰椎の4番と5番の間にわずかに緊張が出ています。緊張の広さや向きによっては検査でも見つけにくいものがあり、今回のは非常に狭い範囲にほぼ水平方向の緊張で、疑ってかからないとつい見逃してしまいがちなパターンでした。
その緊張を解除すると、太もものシビレはすっかりなくなりましたので、寛解としました。

2018.11月作成