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整体コラム

自律神経の乱れと妙に重い頭

自律神経の乱れから来る症状の方も多く来院されます。
症状は人それぞれですが、なぜか多くの人に共通しているのが、頭の重量がとっても重いこと。
患者に仰向けで寝てもらい、頭の下に手を差し入れ、頭をわずかに持ち上げると、まるで石の塊を持ったような異様な重さを感じる事があります。
頭の小さな女性であっても、見た目からは想像できない程重いのです。
実際に重量が増えている訳ではなく、無意識下での深部筋緊張による影響が重さとなって表れているのでしょう。
自律神経系の不調の場合は、施術効果が即座に現れるわけではありません。
しかし、重さが軽くなってくると、次第に症状が改善されてくるため、施術結果の指標にしています。
頭が重くなっている方の特徴は、肩と首の境目の辺り(C7-T1)がモコッと張り出して、硬く動かなくなっている事です。
これを一般的な肩コリのように施術しても、なかなか上手く行かない場合があります。
そんな時に重要なのは後頭部です。
後頭骨と頸椎1番及び2番との状態です。
ここに運動制限や関節の片寄りがあると、その結果として首と肩の付け根の張り出しが起こってしまう事があります。
後頭部の動きの中で特に慎重に見ているのは、頭部の後屈(顎を上げる動き)に関わる動きです。
本人にあまり自覚症状が出ないので見逃しやすく、触診してもわかりにくいのですが、頭を下から軽く支え上げた時に感じる異様な重さが、頭部の強烈な抵抗を示していると考えます。
この抵抗が出ている方向にピッタリ向き合うようにこちらが支えてあげると、抵抗の向きが回転し始め後頭部の緊張が緩み始めます。
すると首と肩の境目も連鎖するように緩み、次第に頭の重さは軽くなって、自律神経系の症状の改善へもつながります。
(2018.7月加筆修正)