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整体よもやま話

車を運転するとお尻が痛む

車に長く乗っていると腰やお尻が痛くなる。こういった症状で来院されるかたは多くいます。お尻の痛みこのかたも似たような症状ですが、痛む場所はお尻の骨、坐骨の下辺りでした。

50代の女性の話。
年ほど前から車を長く運転していると、左の坐骨の下に「ズキッ」とした痛みが走ります。坐骨と言うのは、椅子に座ったときに座面に当たる左右の大きな骨のことです。車から降りてしばらくすると痛みは無くなります。

けがや骨折をしたことがないのか聞くと、8年前に階段から転落して、しりもちをつきながら落ちたことがあるそうです。そのとき病院で見てもらうと、尾骨が変形しているがそれについては何も出来ないので治るまで待つように言われました。転落による痛みはしばらくして治り、気にしていなかったそうです。

痛みが出るのが車の運転をするときだけなので、別の動きで痛みを再現させるため色々動いてもらいました。左坐骨下への痛みは、体を右へねじったときに再現しました。それ以外の動きでは全く痛くありません。

坐骨にはモモの筋肉が付着しているので、当初それに異常があるのかと疑いましたが、動きの検査結果と一致しません。体を右へねじると、左の殿部にある筋肉が力を出します。そこで、その中で一番抵抗が強くなっている部分に焦点をあてて抵抗が小さくなるように股関節を直しました。すると体をねじっても痛みは出なくなり、一週間様子を見てもらいましたが再発することなく、長時間車に乗っても全く痛みは出なかったそうです。もう直せる場所がないので、3ヶ月様子を見て再発がなければ安心して大丈夫と話し、終了にしました。

ほんの些細な異常が、何年にもわたり痛みを起こしてしまう場合があります。
痛みを作り続けるのも体のシステムですが、それを直してしまうのも体に備わったシステムです。

(2016年7月更新)