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整体コラム

正しい関節の動きと連動

 正しい関節の動きとは、隣り合った骨がつながったように連動して動くこと。
誤った動きは、ひとつの骨だけが独立して動くこと。
図は隣り合った骨同士によって構成された関節が20度曲がった場合を、正しい動き(A)と誤った動き(B)であらわしています。
関節の連動による正しい動きと誤った動き
AもBも同じ20°傾いた状態ですが、Aは2つの骨が互いに10°ずつ傾いて合計20°の傾きを作っています。
Bは上の骨だけが20°傾いています。
見た目でもわかると思いますが、Aは美しく、Bは骨がずれていくような印象があると思います。
Aのように互いの骨が連動して動くことによって、なめらかで柔軟かつ強靭な動きが可能になりますが、Bのような動きだと関節を簡単に痛めてしまいます。
こういった連動は2つの骨の間だけで起きるのではなく、その隣またその隣へとつながり、全身が連動した動きになります。
実はたった一箇所動かすために全身が協力しているのです。
実感できる方法は、
腕相撲をするように右肘をテーブルに付けて手首を左右に曲げてみてください。
その時動くのは手の平だけではなく、腕(前腕)もつられて少し動いているのがわかると思います。
あえて腕が動かないように固定して手首だけを曲げると、手首に嫌な違和感が出ませんか。
この動きが誤った動きであり、続けていると例えば腱鞘炎を起こす可能性が増えます。
肘をテーブルで固定しているので、右肩に詰まったような違和感を感じるかたもいるかも知れません。
その場合は、肘をテーブルから少し浮かせば、今度は肩も一緒に楽に動けるので違和感は出ないと思います。
正しい動きでは、各部が連動してスムーズに動くので違和感は出ません。
誤った動きでは、一部分だけが独立して動くので違和感や痛みなどが出ます。
本来正しい動きは、誰の脳にもプログラムされているのですが、どうやらそれに逆らった動きを人は覚えてしまうようです。
生まれたばかりの赤ん坊は、まだ体を自分の意のままに動かすことが出来ません。
その代わり、生まれた時から備わっている原始反射が多数出現しています。
手を握ったり、おっぱいを吸ったり、背中をさすると体をくねらせたり。
その動きは未だぎこちなさはあるものの、とても力強く美しい連動が見られます。
脳の発達にともない、自分の意志で自由に体を動かせるようになってくると、そういった原始反射は消失または抑制され、しだいに自分自身で体の動きを学んでいきます。
おそらくこの時期が、正しい動きを覚えるか誤った動きを覚えてしまうかの最初の分かれ道なのだと思います。
怪我の痛みやスポーツの間違った指導、道具の誤った使い方、体の感覚を無視した頭でっかちな体の動かし方などが悪影響の元になるでしょう。
学校の体育ではスポーツを教えるよりも、まず正しい体の使い方を教えるのが先かもしれません。
誤った体の使い方による中高生の部活での故障が、後々まで影響し続けることがないように。
参考記事中心軸のズレを直す軌道(集心法)
(2016年7月更新)