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整体よもやま話

自分で直す方法1(セルフケア1)

自分で自分の体を直せたらすごくいいですよね。今回は自分で出来る調整法をいくつか紹介します。方法自体はとても簡単なのですが、実際に自分の体を自分で直すのはかなりハードルが高いです。それを成功させるにはコツがあります。そのコツも合わせて書きますのでお試しください。関連ページ自分で直す方法2(セルフケア2)

気持ちよく動ける動きで調整

前屈図 後屈図 側屈図 回旋図
前屈 後屈 側屈 回旋

1、立位で探す

腰が痛むと仮定します。立って体を前屈、後屈、左右側屈、左右回旋させてみて、腰に痛みが出る動きと痛みが出ない動きを調べていきます。痛む動きの反対側の動きで腰に痛みが出ないことが多いのですが、必ずではないので色々な動きを試して調べて下さい。

腰に最も痛みが出ない動きが見つかったら、その姿勢でさらに上手にバランスを取っている状態に微調整します。このバランス感が難しい部分で、体を一本の垂直な線で支える感覚なのですが、恐らく分かりづらいと思います。ここでのコツは、両足の裏で地面を垂直に押し返すようにイメージすることです。バランスとは地面に対して垂直方向の力で体を支える事です。この感覚をもう一度再確認することで、よりバランスのとれた楽な位置に体の重心が移動します。
最も痛みのない形で上手にバランスよく体を支えている感覚が出たら、その姿勢をしばらくキープします。60~90秒ぐらいしたら、ゆっくりもとの位置へ戻しましょう。このときゆっくり戻すのがコツですが、ゆっくり戻す際にせっかくとったバランス感覚が乱れることが多く、これがセルフケアが失敗する原因です。ゆっくり戻す際も地面に対して足の裏が押し返しているイメージをしっかり持つことで、動きに対して重心が自動的に移動し、バランスが変化しながら乱れることなく元の姿勢に戻れます。速くやると誤魔化せてしまうのでゆっくりやってください。これを2~3回繰り返すと良いと思います。その後、腰が楽になっていれば成功です。

もし痛みのない方向が見つからなかったら、この方法は使えません。調子が悪くなくても、日常の生活からくる歪みを取り除くために一日一回やってみると良いと思います。次に別の姿勢で探してみましょう。

2、仰向けで探す

膝倒し図仰向けに寝ます。両膝を立てて左右に倒して動きをみます。腰が痛みなく動ける方向があるかどうか探します。あればその方向に上記同様2~3回繰り返し、元の痛みが楽になれば成功です。膝を倒すのではなく、上半身を寝返りするようにねじる動きでも構いません。その動きで痛みなく楽な方向があれば、その動きで行きましょう。色々動きを試してみることがコツです。

膝揺らし)

膝揺らし図これは、上記の方法と原理は同じなのですが、上記の方法よりも大雑把で、「数打ちゃ当たる」的な方法ですが、さほど特殊な技術や感覚の必要もなく上手くいく場合もあるのでチャレンジしてみてください。
仰向けに寝て、両足を椅子か何か台の上に乗せます。股関節が90度ぐらいになる高さがいいと思います。この体勢で膝を両手で押さえます。そして、膝をほんの少し前後に揺らすのですが、その際、自分の胸のあたりへ向かって引くようなイメージで揺らしてください。押すのは意識せず、引いた反動で勝手に戻るような感じでやりましょう。
動きの幅を大きくしようと考えると上手くいきません。小さい幅で揺れの振幅の動きにストップがかからない連続した(一筆書きを延々続けるような)動きを繰り返してください。だいたい1~2分ぐらい続ければ十分だと思います。膝、股関節、腰、背中などの緊張を解くのにも有効です。

注意)
比較的安全な方法ですが、やり方や症状によっては痛みが強くなることもあるかもしれません。やってみる場合は、変化を逐一チェックしながら痛みが強くなるようなら中止してください。

(2016年6月)2021.01更新