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整体よもやま話

中学生も腰痛

腰痛と言えば私の子供のころは爺ちゃん婆ちゃんの言うセリフって感じでした。肩こりも若い人には無縁でした。でも最近は何でも低年齢化して、腰痛や肩こりも若い人のメジャーな悩みになってきているようです。
若い方、特にスポーツをやっている子供達にも意バスケ中学少年外と起きやすいのが腰痛です。今回は中学生でバスケットボールを頑張っている少年の腰痛の話です。

バスケットを熱心にやっている中学生。先月、部活の激しい練習の後にちょっと振り向いた拍子に腰に痛みが走りました。一晩すると随分回復したそうですが、その後も何かの拍子に腰に痛みが出るようになりました。
最初の頃は痛みは腰の真ん中でしたが、今は腰の右寄りに出ています。正座をしてもらうと、かなり前かがみの姿勢、腰を随分丸くした姿勢になっています。腰の筋肉を縮めたくないようです。

腰の動作テストをすると、腰の右側の伸ばしづらさと、腰の左へのねじりづらさが出ています。右の腰に外へ張り出す緊張がかかっているようなので、右腰から緩めていくことにしました。
うつ伏せに寝てもらい、右腰が少し伸びる体勢を作ります。そこから右腰の緊張の向きを探って緩む方向をきめていきます。すると向きがぴったり合うと緊張が解けていくのが分かります。
さらに左右股関節の可動域もかなり狭くなっていました。痛みは無いようなのですが、股関節の周囲の筋肉が随分固くなっています。これを股関節の動きを利用して緩め、可動域を少し広げました。
ここまでで右腰の伸びにくさは改善し、腰を左へねじる動きもスムーズになりました。正座の姿勢も随分腰が入るようになり、バランスよく座れるようになりました。

ストレッチ彼はもともと体がすごく硬く、毎日熱心にストレッチもやってるのですが、一向に柔らかくならないようです。話を聞くと、お母さんが後ろからグイグイ押して、かなり無理なストレッチをやっています。柔らかくしたいあまりに無理やりなストレッチをやりすぎて、逆に固くしてしまっているのでしょう。
前屈ストレッチでは体の背面を伸ばすイメージが強すぎて、重心が腰の後ろに固定された誤ったストレッチをする方が多くいます。これをやると、腰の筋肉(背面)や背中の筋肉にテコの力で過剰な負荷がかかって、下手すると腰や背中を壊してしまいます。間違ったストレッチを続けていると、壊された筋肉が慢性的に緊張し続け、疲労を貯めやすくなり、更に進めば痛みを出し始めることもあります。このやり方を繰り返しても、柔らかくなるどころか逆に筋肉は固くなってしまいます。
彼には、ストレッチに対する考えと方法を変えてもらうために、ストレッチのコツ(ストレッチ(柔軟体操)のススメ)を指導しました。上手にストレッチできるようになると、少々さぼっても柔軟性はキープされるので、毎日頑張らなくてもすみますよ。

(2018年8月加筆修正)2021.01更新