トップ 利用案内 予約状況 メール
施術法 質問回答 四方山話 研究書物
自己紹介 リンク集 ブログ 講習教室

整体よもやま話

ストレッチ(柔軟体操)のススメ

体が硬い人が柔らかくなろうと思ってストレッチを頑張っても、なかなか思うように柔らかくなっていかない事も多いと思います。ストレッチそんな人に向けてのストレッチのちょっとしたコツを話したいと思います。

ストレッチのやり方を二つのパターンで話したいと思います。
一つは自動的ストレッチ。もう一つは他動的ストレッチです。他にも方法はいろいろありますが今回はこの二つの説明を行います。
自動的ストレッチも他動的ストレッチもどちらもコツは同じなのですが、わかりやすいように分けて書いていきます。

自動的と他動的ストレッチの違いがわかりやすいように、手首を曲げる動きで説明すると、
自動的ストレッチで手首を曲げる場合は、手首をただ普通に曲げていく動きです。自らの力で動かすので「自動的」と言います。
他動的ストレッチで手首を曲げる場合は、曲げたい手首を反対の手を使って曲げていく動きです。他人に曲げてもらうのもそうです。他の力で動かすので「他動的」と言います。

ではそのコツですが、
自動/他動ストレッチどちらの場合も動かすときに「動きの少し先をイメージして動かす」のがコツです。
この動きは特別な事ではなく、普段の動作で何気にやっている自然な動きなのですが、ストレッチで硬い筋を伸ばそうとすると、緊張の抵抗力に影響されて最も抵抗が強くなる方向へドンドン力をかけてしまいます。これは人の本能で、一番力が強く働く方向に無意識に合わせてしまいます。この動きを何度も繰り返してしまうと、緊張と綱引きを繰り返すことになり、逆に筋肉が硬くなってしまうだけでなく、おかしな痛みが出てくることもあるので注意が必要です。
こうならないようにするためのイメージが「動きの先をイメージ」です。このイメージを持つだけで緊張に捕らわれ難くなり、本当の緩む方向に動きが合いやすくなります。

では、手首のストレッチで具体的に説明しましょう。
自動的ストレッチで手首を曲げる場合は、自力で手首を曲げていき、手首が曲がり難くなってきたあたりから、実際の手の位置よりも少し先に手があるとイメージします。動きの先をイメージです。すると、このイメージを持った瞬間に抵抗が緩みもう少し先まで手首が曲がるようになります。これを手首が曲がる限界まで繰り返します。

他動的に手首を曲げる場合もコツは同じです。曲げにくくなって来たら、もう少し先の手をイメージして曲げて行きます。ただ違うのは、動きの先をイメージするのが曲げられてる手の方ではなくて、曲げている手の方だと言うこと。

ストレッチこのように少し先をイメージして動かすことで、手首を曲げる邪魔をしている緊張に影響されにくくなり、伸びる(緩む)為の正しい動きが誘導されて、抵抗していた緊張が解除され、柔軟性がスムーズに向上して行きます。

床の上で開脚して前屈するストレッチの場合では、筋が突っ張って体が倒れにくくなってきたあたりから、少しだけ体が倒れた先の姿をイメージして下さい。そのイメージをした瞬間緊張が少し緩み、体がその分前に自然に倒れるはずです。

ストレッチと言うと、硬くなった筋を一生懸命伸ばして柔らかくすると言う先入観が強いようです。そのせいで硬い筋がしっかり伸びる感覚を求めてしまい、緊張と綱引きをするようなストレッチをしがちです。ストレッチの本当の目的は、筋肉の緊張をいかに正しく緩めるかと言う事です。それには、無理やり緊張に力をぶつけるのではなく、緊張が緩む正しい方向を見つけ緩ませながら伸ばしていくことが重要です。
正しい方法で獲得した柔軟性は、ストレッチを少しさぼったぐらいでは元に戻ったりはしません。逆に無理なストレッチで獲得した一時的な柔軟性は、その維持のために毎日ストレッチを繰り返さなければ成らなくなります。どうせやるなら、楽なほうのストレッチをやってください。

2017.10.04作成 (2021.01更新)