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整体よもやま話

腕のだるさと違和感

あまりにも手を酷使するうちに指→腕→肩と疲労が広がってしまうことがあります。今回の話は、パソコン仕事で手を過剰酷使しているうちに、腕全体に嫌なだるさが出るようになってしまった話です。

40代男性。パソコン仕事。慢性肩こりがあるそうです。腕のだるさ
一週間ほど前から夜になってくると右腕が非常に重だるくなり、マウスを動かすのも辛いそうです。思い当たる原因は仕事だそうで、パソコン作業を日に12時間ぐらい連続でやることも多いそうです。確かにかなりの負荷だと思います。そのせいか以前から慢性的な肩こりも続いているそうです。

痛みは腕全体に感じるようで、肩から手のひらまでの全体です。
肩関節の動作テストをやってみました。腕を挙上すると160度ぐらいの角度で上げ難さがあるようですが、痛みは無いそうです。それと、右腕で左肩を触る動作をすると右の首と肩に痛みが少し出ます。首を右にねじる動作でも右の首と肩に痛みが少し出ました。どうやら首のあたりまで問題が広がっているようです。
普段、右肩に痛みを感じないのかと聞くと、日常の動作で痛みは無いが右肩を下にして寝ると肩がつらくなってくるそうです。やはり問題がありそうです。
次に手の甲を調べてみました。指もかなり酷使していそうだったので。調べると、右手の甲の部分に圧痛(押すと痛みが強く出る)があります。かなり痛いようです。この部分を軽く押さえた状態で腕を上げてもらうと、腕が上げやすくなります。どうやら手の甲の圧痛部分の緊張が腕全体へも影響しているようです。そこで手の甲にある圧痛部分の緊張を緩めることにしました。圧痛部分を手の甲側とひら側から挟んで緊張とつりあう位置でしばらく揺らします。次第に緩んで来ると、連動して腕全体の緊張も緩んできました。
次は肩関節の周りを見ることにしました。
肩関節周囲には複数の方向に緊張が出ています。棘上筋や棘下筋、肩甲下筋などが主な部分ですが、それ以外にも肩~首への筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋)が外へ張り出して緊張しています。僧帽筋に関しては緊張範囲が広く、全域を緩めるには胸椎(1番~4番)からのアプローチが必要でしたが、全体が緩んでくると痛みは全て無くなり、腕のだるさも解消しました。

パソコン作業パソコン仕事が主な方は、やはり肩や背中周りに負荷がかかりやすいようです。それにしてもこの方のように12時間連続作業は無理しすぎですね。
パソコンの作業では腕や指を正しく楽に使っていないと、指だけでなく肩や首、背中までも悪くなることがあります。自分でもケアできるように、指の自己調整方法を指導しましたが、出来ればパソコン作業の時間を減らした方がいいですね。それと一番は、正しい指・腕の使い方を覚える事ですかね。

(2018年7月加筆修正)2021.01更新